写真・図版
厚生労働省が入る合同庁舎=東京都千代田区

 厚生労働省は1日、全国に約5千ある定点医療機関に10月21~27日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計8359人で、1定点あたり1・69人だったと発表した。前週(1・86人)の約0・91倍で、9週連続で減少した。昨年の同時期は1定点あたり2・86人だった。

 都道府県別の最多は北海道3・87人で、岩手3・13人、長野3・07人と続く。東京1・17人、愛知2・06人、大阪1・04人、福岡0・81人だった。34都府県で減少した。

 27日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は801人で、前週(957人)から156人減少。集中治療室(ICU)に入院した患者は34人で、前週(33人)から1人増えた。(足立菜摘)

■定点あたりの新型コロナウイ…

共有